こんにちは、みよし之です。
パソコンを使う時、キーボードを使って操作していますよね。
キートップを外してキーボードの掃除をしたことありますか?
動きが遅くなるなどマイナス要因はありませんので、表面だけ掃除している人も多いと思います。
私も日々は表面だけクロスを使ったりして汚れを取り除いています。
たまたま、何かの機会の時にキーをカバーしているキートップを外したことがあるのです。
何、この汚れは?
それから、年に一度は掃除するようにしています。
ここでは、キートップを外してキーボードの汚れを掃除する方法と、キートップを丸洗いしてみての感想を記事にしています。
なぜお掃除をしたほうがいいの?
答えは、雑菌の温床となってしまうからです。
キーボードを使っていると、皮脂汚れなどが付着してきます。
さらには、髪の毛やフケ、食べカス、ホコリなども舞い込んできます。そのため、掃除していなければ、かなり汚れています。
そんな状況を見てしまったので、私は1年に1回くらいお掃除するようになりました。
イメージとしては、日常でお掃除がしにくいタンスやテレビ台などの裏を何かしらの事情で見てしまった時のような感じです。
それでは、実際に私が行っているやり方で掃除の仕方をお伝えしていきます。
キーボードの種類について
はじめに、キーボードには主に3つのタイプがあることを理解する必要があります。
- メンブレン式キーボード
- デスクトップパソコンで使用され、多くの人が見たことのあるキーボード
- 安価に製造することができ、購入時に初期キットとして付いてくるキーボード
- デメリットとしては1枚のシートスイッチで構成されているため、一部での交換ができず壊れたらキーボードを買い換えないといけない
- メカニカル式キーボード
- デスクトップパソコンで使用され、複数の同時打ちが可能なためゲーミングキーボードに多い
- メンブレン式よりは価格が高い
- キーごとに修理が可能
- パンタグラフ式キーボード
- 主にノート型パソコンに搭載されている厚みが無いキーボード
- 薄いため、入力が楽
- メンブレン式と同様で1枚のシートスイッチで構成
表面掃除 | キートップを 外して掃除 | キートップの 水洗い | |
---|---|---|---|
メンブレン式 | ◎ | 〇 | △ |
メカニカル式 | ◎ | 〇 | △ |
パンタグラフ式 | ◎ | × | △ |
この中で掃除がしやすいのは、メンブレン式とメカニカル式です。
パンタグラフ式は構造が複雑なため、もし取り組む場合は構造を把握してから外してください。
ここでは、メンブレン式を使って掃除の手順を説明しています。
キーボードの掃除について
キーボードを掃除する前に、準備するものがあります。
- 必須
- キートップ引き抜き道具(代用としてマイナスドライバー可)
- 掃除機・綿棒・プラスチックヘラ(プラスチックカードでもOK)・ウェットティッシュ(クロスでもOK)
- 任意
- エアーダスター・ブルーシート・マスク・洗面器・中性洗剤など
準備ができたら、キーボードを本体から外します。
- 有線の場合はパソコン本体からケーブルを抜く
無線の場合は電源を落とす - 掃除する場所(パソコンラックや机)にキーボードを置く
- キーボードを逆さにして、中に入り込んだゴミを落とす
エアーダスターもおすすめ(換気が必要) - 表面は、ウェットティッシュや水で濡らしたクロスを硬く絞り、拭き掃除
アルコール除菌剤を使用する場合は、目立たないところで使用して確認し、クロスに浸み込ませてから吹きあげる - キーとキーの隙間を掃除
ウェットティッシュ(クロス)をプラスチックヘラ(カード)・綿棒などに包み、隙間の汚れを拭き取る
パンタグラフ式は、表面のみのお掃除をおすすめします。
比較的簡単にできますので、気になった時にお掃除するといいですね。
キートップを外しての掃除について
今回はメンブレン式キーボードを使いますが、メカニカル式も変わりはないと思います。
なお、パンタグラフ式は間違ってパーツを壊してしまう可能性もあるので取り外す場合は気を付けてください。
事前にキーボードの配置場所を写真に撮っておきましょう!
なぜなら、キートップを取り付ける時に正確に戻さないといけないからです。ですから写真を撮っておくと取り付け時が楽になります。
それでは、キートップを専用工具かマイナスドライバーを使って外します。
マイナスドライバーの場合は、でこの原理で真上に持ち上げる感じですると外れやすいです。傷を付けないように気をつけて外しましょう。
1つ外すと、どのようにはめ込まれていたのか分かりやすいので、次々とキートップを外していくことができます。
こちらの画像は、キートップをすべて外した時の画像です。
あまりに見苦しいので、少しモザイクをかけています。
まずは、これらのゴミを掃除機で取り除きましょう。もしくは、キーボードを逆さにしてゴミを落とします。
エアーダスターを使うと、さらに細かいゴミを取り除くことができます。
なお、キーの白い部分は、触らないようにしてください。キャップをしていた場所なので、汚れることはありません。
故障する可能性もありますので、気をつけましょう。
キーの外側は、綿棒などを使い、掃除機で吸い込みます。
掃除後のキーボードがこちらになります。
以上で、キーボードの掃除は終わりです。
慣れてくると1時間くらいで掃除が終わります
続いて、外したキートップを取り付けていきます。
このとき、キートップをウェットティッシュもしくは水で硬く絞ったクロスで拭きあげながら取り付けていきます。
なお、キートップの丸洗いを今回はしてみました。補足で下に書いてありますが、無理にしなくてよさそうな感じでした。
また、事前に写真を撮っておいたなら、写真を見ながら取り付けるといいです。
今回のキーボードでは、Enterキーはくせものでした。参考までに書いておきます。
- 赤い部分と青い部分の金具が2つあります。まず、右図のようにキーボード本体の方に金具を2つともはめ込みます(〇で囲っているところです)
- 青側の方が赤側よりも上にあるのでキートップを青側の方から取りつけていきます。上からキートップを押し込むだけで入ります
- 青側がしっかり入っていることを確認してから赤側をはめ込みます。うまくいけば青側を入れるときに赤側も入ってることがあります
- 入ってない場合は次の図のようにドライバーなどで位置を合わせてはめ込みます
あくまでも、今回取り外したキートップがこのような構造だっただけですので、外す前に確認をして難しそうなら取り外さないほうが良いかもしれません。
キートップを全て取り付けしたら、パソコン本体に接続します。
最後に動作を確認します。
確認の仕方について、2つ紹介します。
- Windows標準搭載のメモ帳から確認する方法
メモ帳は、スタートキーをクリックして、WindowsアクセサリもしくはWindowsアプリに入っています
文字などの確認はできますが、F2など一部のファンクションキーの動作を確認することができません - 無料ツールで確認する方法
キーボートテストと入力して、検索すると表示されます
シンプルで押した場所が分かりやすいサイトがおすすめです
私の場合は、キーボードテストオンラインを使わせていただきました
すべて正常に動作していれば、キーボードのお掃除は終了となります。
万が一、キーボードが故障してしまった場合で予備がないときは、スクリーンキーボードを使ってみましょう。
使い方については、こちらをごらんください。
キートップの丸洗いについて
キートップは丸洗いすることができますので、興味がある人はこちらを参考にしてみてください。
- 洗面器にキートップを入れる
- キートップを入れた洗面器に水を入れ、中性洗剤を混ぜる
- しばらく浸しておく。
この時に、キーボード側を掃除しておくとベスト - 気になる人は、ブラシを使って汚れを落とす
- 洗い終わったら、水洗いして洗剤分を取り除く
- 水気が取れるまで乾燥、もしくは、拭き取る
なお、私の場合は、クロスで簡単に水分を取り除き、夜間~朝にかけ外で放置していました。
乾いていない・・・
そこで、さらにティッシュを使い、1時間くらいかけて水分を取り除くことになりました。
洗浄後の汚れがこちらになります。
時間をかけても、そんなに汚れていませんね。キートップを丸洗いしなくても良さそうな気がします。
まとめ
日頃のお掃除は表面のみ、年に1回以上はキートップを外してのお掃除をした方がよさそうですね。
なお、キートップの丸洗いは、手間がかかる割に効果があまりないように思います。どうしてもやってみたいという人でもいいのではないでしょうか。
それよりは、パソコンのフィルターやファンのお掃除をするほうが大切に思います。電気代が高くなっているこの時代では特にそう感じます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。