こんにちは。みよし之です。
今回は、ハイブリッド車とガソリン車について、購入する時はどっちがお得なのかについて記事をかいてみました。
自動車って日々進化しています。昔と比べ、車体価格も高くなっていますし、その分性能も良くなっています。
- 通勤メインの近距離なのか
- 遠距離もよく利用するのか
- 高速道路を頻繁に利用するのかしないのか
このようなことも関係してくるでしょう。
ここでは、現在までの使用感と購入時に考えたことを記事にしています。
ハイブリッド車を購入して満足していますが、唯一シートヒーターを付けなかったことを今でも後悔しています。
また、この記事はリライトしていますが、書いた当時と比べ状況も変わっています。特にガソリン価格です。
なお、高速道路の燃費については、補足いたしました。
車両本体価格と燃費の比較
私が今乗っている車を使って簡単に計算してみました。SUV車です。
- 片道20分くらいの通勤
- コロナ過でほとんど遠出をしていない
最近は、遠出もするので補足しています - 年に数回しか雪が降らない比較的暖かい地域
このような使用環境となっています。
20~24㎞/リッター
16~20㎞/リッター
約22㎞/リッター
現在は、少し環境が変わって約25㎞/リッターとなっています。
なお、冬場の燃費が悪くなるのは、暖房をつけるからです。
暖房は、エンジンで暖められた空気を室内に送る仕組みなので、ハイブリッドだとなかなか温まりません。
だいたい10分くらい暖房をつけるのを我慢することになります。
そのため、暖房の設定温度を高くすることによってある程度の時間(12分くらい)ガソリンを消費して走行することができます。
計測の結果、9~13㎞/リッターでした。平均は約12㎞/リッターだと考えられます。
以上のことから、私の車のハイブリッドとガソリンの燃費を比較すると
22㎞/リッター - 12㎞/リッター = 10㎞/リッター
このようなことが分かります。
次に耐久年数を仮定します。
いわゆる寿命ですね。
ただ、これは使用目的やメンテナンスで大きく変わってきますので、ご自分の使用環境で考えてみてください。
私の場合だと、以前に使用していた車は、メインは通勤、年に数回、旅行などで遠くに出かけていました。
- 17年使用
- 走行距離は約10万㎞
- 特に気になる症状もなし
一方で、もう1台ある軽四は、中距離もよく使います。
- 5年使用
- 走行距離は約10万㎞
- 最初のころと比べてエンジン音が高く感じる
- 同様に、振動も以前より感じるようになる
そこで、車の寿命は10年で10万㎞を目安として仮定します。
1年で1万㎞走行
最後は、ガソリン価格についてです。
昔は、70円/リッター台の時もありました(そんなに大昔じゃないです・・・)。
最近は少し落ち着いてきて160円/リッター台になっています。
うろ覚えなんですが、私が車を購入しようとした時期は120円/リッターあたりだったと記憶しています。
ただ、円安が進むことが話題になってきていたり、世界情勢で原油の使用が高まってきているのが現状でした。
これからガソリン価格は上がっていくのだろうな・・・
このようなことから、ハイブリッド車を購入することに決めました。
燃費計算 ハイブリッド車&ガソリン車&ガソリン価格
これらを踏まえて、計算したのが次のようになります。
1万㎞ ÷ 22㎞/リッター = 約455リットル
ガソリン価格が80円/リットルだと年間コストは、
455リットル × 80円 = 36,400円
ガソリン価格が160円/リットルだと年間コスト、
455リットル × 160円 = 72,800円
10年使用すると、
72,800円 × 10年 =728,000円
1万㎞ ÷ 12㎞/リッター = 約833リットル
ガソリン価格が80円/リットルだと年間コストは、
83リットル × 80円 = 66,640円
ガソリン価格が160円/リットルだと年間コスト、
833リットル × 160円 = 133,280円
10年使用すると、
133,280円 × 10年 =1,332,800円
以上のことから、1年で1万㎞走行し、ガソリン価格が160円/リッターの場合で車を10年乗ると、
ハイブリッド車の方が604,000円ガソリン代がかからなくなるというわけです。
ちなみに、80円/リッターの場合だと、
最後に車両本体価格と燃費で比較してみます。
車両本体価格の差が、
ハイブリッド車価格 ー ガソリン車価格 = 約30万円
当時の場合は、このように記憶しています。
ガソリン価格が80円/リッターの場合だと、どちらを購入しても差がほとんどありませんでしたね。
一方で、ガソリン価格が160円/リッターの場合だと、ハイブリッド車を購入する方が約30万円くらいお得になる計算となります。
あくまでも目安です。実際、私の場合は3年乗って走行距離が1万㎞未満です。これくらいの使用環境だとおそらく15年くらい乗ったらガソリン車と差がなくなる感じですね。
ぜひ、参考にしてみてください。
ハイブリッド車のメリット・デメリット
ハイブリッド車に乗ってみてのメリットについて
- ハイブリッドの時は静かというか停車時は無音
走行中はハイブリッド車特有の音が出る
もっともエンジンが回っていても静か - エンジンが回っていないため振動がほとんどない
停車時は振動がない - ガソリンを入れに行く回数が少ないので楽。
私の場合はMAXいれると1000㎞くらいは走れるので、給油は3~4ヶ月に1度の割合
ハイブリッド車に乗ってみてのデメリットについて
- 歩行者や自転車は走行している車に気が付きにくい
ハイブリッド車独特の音を出していますが注意が必要 - 暖房を付けると燃費がかなり落ちる
エンジンを常時動かしていないため、エンジンを温める時間が長い
暖房は、エンジンの熱を利用して温まった風を送りますので、ハイブリッド車とは相性が良くない
最初から暖房をつけると、燃費は8~9㎞/リッターになるので注意
このようなことから、ハイブリッド車を選ぶ場合は、ヒートシーターは付けることをおすすめします。
以上が、ハイブリッド車に乗ってみての燃費比較となります。
最近は、高速道路を使って遠方に出かけるようになりました。
私の感覚では、時速80㎞でハイブリッドに変わるか変わらないかと感じています。
時速80㎞を超えると、ガソリンを使います。
そのため、ガソリン車だと高速道路では燃費が良くなる感覚だったのが、ハイブリッド車はそうではありません。
23㎞/リッターくらいが、高速道路走行時の平均でした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は購入代金と燃費という観点からどっちがお得かを数字化してみました。私の車だとハイブリッド車がお得に感じますが、メーカー・車種や使用環境によっても違ってくると思います。
また、あくまでもハイブリッド車でガソリンを消費したときの環境で計算をしていますのでご注意ください。
ところで、車の購入時のガソリン価格は約120円だったのが、記事を書くときには160円に、そして、記事をリライトするときには180円近くとなっています。
いつまでこの値段が続くのだろうかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。